皆さまごきげんよう、おこまです。
今日は家族と、自分の意見を伝えることについて話すことがありました。
他人と会話していて、自分の意見をぱっと伝えられない。
母はそんな悩みを持っています。
私は、比較的ぱっと相手に質問などできる方だと思います。
論理的に言ってしまうと、
人には得手不得手がありますし、同じことでも習得するのに時間のかかり方や努力の量、精神的負担など、人それぞれです。
その負担のマイナス面と、できるようになった時のプラス面を本人の中で比較し、どちらかを選ぶしかないと思います。
辛い思いをしてでも手に入れたいものか、出来ないままよりその努力の方がしんどいのか。
人に自分の意見を伝える。
伝えられない人には、とてももどかしく辛い思いをすることもあると思います。
母はどちらかというと無口寄りのタイプで、自分の意見もあまりありません。
周りの意見に合わせるタイプです。
それが苦痛でもなんでも無く普通のことだったそうですが、
最近意見を求められたり、自分で判断しなきゃならないことが多々あって、後になって「あの時こう言っていれば…」と思うようです。
私もそんな人の娘ですので(笑)、昔は言いたいことはほぼ言えてなかったです。
でも20年社会に出ていると、ある程度鍛えられるのでしょうね。
伝える努力だったり、諦め方だったり、自分の気持ちとの折り合いの付け方が、若い頃よりは出来るようになりました。
それでも元々クセのある性格してるんで、難儀なもんですけど。
とにかく、もし本当に自分の意見をぱっと相手に伝えられるようになりたいなら、
①まずは自分の気持ちがわかるようにならなければならない。
②そして、自分の言葉で内容をまとめて、
③自分の声を出して、発信しなければなりません。
たぶん、母はどれも弱い。
声を出すって行為そのものが、結構勇気の必要なことだと思いませんか?
たとえば、困ってる人に「なにかお手伝い出来ることはありますか?」と声をかけるには、悪いことしてるわけでもないのにちょっとドキドキしますよね(私だけだったらゴメンナサイ)。
あんな感覚です。
なので、まずは声を出す練習からしてみたら?と伝えました。
だいぶ後になってから、あの時あぁ言えば…と思ったら、その時にそのことを声に出して言う。
日記を書くのもいいかもしれません。
話す時も、カッコつけずに伝えることに必死になる。
(意訳=)上手く伝えようとはしない(自分にプレッシャーを与えるだけ)で、下手でもイイから、伝えたいことがある!ということが伝わるように一生懸命になる。そうしたら相手が、「こういうこと?」と助け舟を出してくれますから。
お互い本音を伝えないと相手のことを知ることはできないですもんね。