皆さまごきげんよう、おこまです。
今日の感想文は、
ノルウェイの森 上・下
村上春樹

ええ、「今頃読んだの?!」です。
コレは、面白いというのかなんなのか。
あれほど有名な著書だったので、ようやく読む気になった私は楽しみに読み始めたワケですが。
思ってたのとはちょっと違ったな。
小説なんだけど、ちょっと(ほんのちょっと)哲学的な。
生と死が普通より近い若者たちのお話。
私にはカブる部分の全くない、縁のない環境の話だったけど、今の年齢で読んだから逆に良かったのかもしれない。
生きていれば、
落としどころの無いなんとも言えない結末だったり、
納得出来なくても受け入れなきゃならないことだったりに出くわすわけで、
「人生ってそーゆぅこともあるから」って言ってるようにも感じた。
そう、読む人によっていろんな感想出てくるでしょうね。
面白いか面白くないか、で言ったら私は「面白くない」。
読んで良かったか無駄だったかと言ったら私は「無駄ということもない」。
スカッと面白かった!!で終わりたい人には向かない本かなぁ。
でも、読めてよかった。